3
14
2013/03/14 8:09
アロハ、ククイです。
日本でも震災2年目の記念の行事がたくさんありましたね。2年という年月が、人々の記憶を少しずつ少しずつ変えていく・・・そんな気がしています。それは、きっと必要な変化であるのでしょうね。ハワイからもたくさんの支援や応援がありましたし。まだ今も続いています。
その一つで、今回、福島市からの自主避難者として京都に避難をし、現在も京都で暮らしている、西山祐子さんにインタビューすることができました。今回は、ハワイ大学のお招きで、シンポジウムが開かれ、その一人として招待されました。www.hawaii-webtv.com/tabid/221/EntryID/1269/Default.aspx
残念ながら私はそのシンポジウムに行くことはできなかったのですが、忙しい時間の中、西山さんに直接お話をうかがうことができました。
西山さんは、地震当時、福島県福島市にいました。揺れは相当ひどく情報が飛び交い、そして、あの福島原発の事故。原発の異常事態に西山さんの第六感が危ないと感じ、友人のメールがきっかけになり、いち早く避難することを決めました。それは、地震から4日後・・・という非常に短い期間での決断でした。京都に行くと決めたのは、京都が、自主避難者の受け入れにオープンだったからです。
避難者は、福島県以外にも、宮城県からの避難者を含め現在では90世帯ほど、京都に在住しています。
そんな中、西山さんは、どうにかして、避難者同士手をとり、助け合うはないものか、とNPO”みんなの手” を立ち上げ、避難者の人数の把握、また、現在では、避難者としてだけ生きるのではなく、自立への道の模索も始めているようです。その、ひたむきな気持ちは、私の心にも深く突き刺さりました。
そしてあれから2年・・
現在、みんなの手は、ワークショップや春からのカフェのオープンに向けての準備に駆け回っています。
さらに西山さんは、"福島の現状をもっと多くの人たちに、特に次世代の子供たちにも知ってもらいたい" と語っていました。その一つが、今回のハワイ大学でのシンポジウムだったと思います。

西山さんと4歳になったばかりの真理子ちゃん。
一緒に支援をお手伝いしたい方、連絡先はこちらです。
URL:www.minnanote.com/
Facebook: www.facebook.com/minnanote
By ククイ
Copyright ©2013 Hawaii WebTV
Tags: